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青年海外協力隊兵庫大阪OB会 カッター部
2012
cutterboat.org
カッター部からの連絡メールが 文字化けしている方へ

連絡メールに使用している文字コードは、業界の標準であるユニコード(UTF-8)でエンコードしています。
Windowsも標準でユニコードに対応していますので、多くの方の環境ではそのまま表示できるのですが、意図せずにメーラーのデコード用文字コードを変更しておられる方は適切な文字コードを適用できず、ユニコードで送信されたメールが化けます(意図して変更しておられる方は、UTF-8でデコードしてください)。

日本語環境のパソコンにおいては、1980年代から、もっぱら文字コードとして「シフトJIS」が使われてきましたが、「シフトJIS」は、プラットフォームが異なると、文字が化ける、表示できないといった問題がありました。
 そこで、ゼロックス、MicroSoft、Apple、IBM、Sun、JustSystemなど、世界の主たるPCおよびソフトウエアベンダーの協議により新しい文字コードであるユニコードが作られました。

ユニコードは、すべての言語文字の収納を目標に作られた文字コードなので、機種依存文字問題の解決だけでなく、言語の枠をも気にせず使用できる文字コードになっています。そのため、国境やプラットフォームの垣根が無いインターネットの世界においては、ユニコードの使用が推奨され、標準となっています。
 ですからWindowsならばXP以降、MacOSはX以降であれば、そのまま標準でもユニコードの表示に対応しています。

今日のパソコンやケータイは、どのような文字コードデータにもに対応できるよう、デフォルト設定では、受信データの文字コードを自動判別し、適切なデコード方法で文字化するようになっています。

ところが、なんらかの都合で(人間の誤った操作や、ソフトウエアのバグなどで)このデフォルト設定が変更されてしまうと、受信データを誤った文字コードでデーコードするため、文字化けを起こします。

Windows上におけるメールの文字化けの原因の多くは、このデフォルト設定が変更されていて、文字コードを自動判別する設定ではなくなってしまい、どのようなデータが送られてきても、一律にシフトJISコードとしてデコードしてしまうケースがほとんどです。
ですから、手動でユニコード(UTF-8)を適応するか、メーラーの設定を元に戻せば、文字化けは解消します。

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↑受信メールが、どのようなコードでエンコードされたのかをメーラーに教えておかねば、読める文字列には復元できません。もしこれが「シフトJIS」に固定されていると、他の文字コードデータを受信しても、無理矢理「シフトJIS」として文字化するため、意味のない文字として表示されます。
↑文字化けを起こしている時は、文字コードを他のコードに変えると、表示できます。エンコードに使われた文字コードが分からない時は、「自動選択」を選ぶと、データのパターンから、コンピュータが適切と思われる文字コードを推測し適用してくれます。ただし「自動選択」でも化ける場合は、正常に表示されるまで、これと思われるコードを試行錯誤で順次試していきます。
↑WindowsでもMacでも、メーラーのデフォルト設定では、「自動選択」になっているはずです。もし意図せず他のコードに変更してしまっていれば、「自動選択」に戻しておいてください。